書くスピードを早くする。

仕事をしているとどうしても文章を作成することは多くなる。私の場合比較的それが多い仕事だと思う。なので、効率化を考えるとやはり「書くことを早くする」ことは大事なことと思う。*タイピングの速さについてはこの記事では取り扱わない。

そもそも自分は書くことが速いのか遅いのか

以前twitterでプロのライターさんが書く時間についてつぶやいていたのをみると、とてつもなく記事の作成速度が早くて、かなり落ち込んだものだったが、自分の周りの、自分に文章を発注する人からは「納品が速い」という評価をいただいている。なので、自分の速さ、実際のところどうなのだろうと先日計測した。

その文章に関しては、900文字程度を1時間。

digitalcontent.tokyo

この記事によると、「文章で食っていける目安は1時間に800文字」だそうで、文章で食っていくわけではないが及第点と言えるのではないか、と軽く安心したのだが、

瞬間的にすごく早く書けたとしても、スランプに陥って何日もロスするのでは意味がありません。ウサギとカメの話じゃないですけど、コツコツ書き続けられることが大事です。

とのことで、速さともちろんクオリティと継続がないことには意味がないということを再確認した。

文章を速く書くコツや習慣はあるのか 

いくつか例によって記事を探してみて、拝見したもの、二つ。

www.lancers.jp

1時間に2000文字かけたら、1日に取材二本してその日のうちに両方書き上げることも可能なペースだ・・・とワクワクと読む(その前にそれだけの依頼があればだが)。

この記事で指摘しているのが

  • タイピングの速さ
  • 単語登録
  • タイムトライアル
  • 情報収集のスピードをあげる
  • 検索のスピードをあげる
  • 構成のスピードをあげる
  • 知識を深めておく

というテクニックと心構え。タイピングは置いておいても、単語登録や、検索において無駄な文字列を入力しないという小さな心がけは大切で、それはタイムトライアルなど試みると実感できるものなのだろうと思う。単語の登録に関しては、昨年読んだ「アウトプット大全」にも言及があったことを思い出した。

情報収集のスピードはつまり「情報収集の段取りを作っておく」ということ。構成のスピードは自分が苦手な部分で、割とこの記事もぶっつけて書いているので構成はしてないんですね。やればもっといいんだろうな、と思う。課題だと言えよう。

最後に知識を深めるとあるのだけれども、すらすら書くためには自分の中に書くべきことがこなれた形で落とし込まれていなくてはならなくて、このポイントは非常に本質的なのだけれど、一朝一夕では身につきはしない。だけれども、専門性の高いものを絶えず書いているとしたら、ここは意識すべきことと考える。

次に見たのは、ブログの記事の書き方を可視化した記事。

arata01.info

この記事で再三指摘されるのは流れのスムーズさと、それぞれの工程をこれまたスムーズにこなしていくこと。

  • ネタ探し(前日)
  • 記事の構成を決める(前日)
  • 記事を書く(当日)
  • 足す・削る(当日)

 ネタ探しに関しては、自分がぼんやりと考えていたことを、

  1. キーワードを決める
  2. 検索する
  3. ライバル記事を読む
  4. 自分ならどう表現するか考える

と、わかりやすくまとめてくれていたので参考になった。

構成に関しては前述の通り自分は苦手分野なのだけれども、箇条書きで書くべきことをあげることは重要ではないかと思う。今度やってみる。

そしてこれも、ネタ探しがしっかりできているから可能になることなのだと思う。とにかくこの記事で指摘されているのは、

まず記事を素早く書き上げる上で重要なのは

  • 記事を書く上げるまでの流れをスムーズにすること

です。

という、非常にシンプルな鉄則。

これからやるべきことは

自分がまだできていないことを上げる。

  • 単語登録
  • タイムトライアルで文章を書く(この記事についてもやっている)
  • ネタ探しをもっと深く緻密に
  • 箇条書きで構成を考える
  • 知識を深める

ざっくりとこんなところだろうか。

ちなみにこの記事は、35分で書けている(1700文字あまり)。リンク先は先日探したもの。タイマーで計測しながらというのはやはり「今はこのための時間」と自覚ができるので大変良いように思う。

 

追記:夜に仕事関連のテキストを1200文字、28分で書いているので、まあまあ早くはあるのだろう。 

(昼間には別仕事のテキストを7800文字。ジャンルが違うと使う脳も違うのか無理なく書けるのかもしれない。この日は合計10700文字だから、結構書けた日であった。常にこれくらいであれたら良いものだ)