死にたくなった時の対処法

 時々「死にたくなる」。

 いやそれは本当に「死にたい」のだろうか、と突き詰めると実のところ「死にたい」わけではない。ただ無力感と自分がいなくてもいいのではないかという寂しさと手応えのなさと、孤独感、必要にされてない、存在してもいないように扱われているのではないか、無意味な存在、不愉快な存在、いや、嘲笑されているのではないか、などという気持ちだ。ただ、それをガラガラポンすると出てくる言葉は「死にたい」。

 そう感じている時間は苦しいし、何とかして世界のどこかで自分を好いてくれている気配を知りたくてネットをさまよったりする。見つからないし焦るばかり。挙句につまらない逃避場所を見つけて時間と体力の浪費をしたりする。落ち着きのない自分を自覚する。悪循環だ。

 孤独を感じているというのは、身を隠していられる時間だ。誰も彼もそんな時に力をつけるのだ。毎日パーティーに呼ばれて飲酒をしていては夜の瞑想はできない。現に二日飛ばしてしまった。え?何?孤独でもないじゃん自分。

 そんな風に近視眼になってしまう状態なのだろう。

 さて、いくつかネットの記事を読んだ。

note.com

ここであげているのが5つ。

  1. 睡眠
  2. エクササイズ
  3. サウナ
  4. 安定したパートナー
  5. 禁煙

タバコは吸っていないし、パートナーはいるけど形骸化しているし、サウナの習慣はないので、睡眠とエクササイズかなと思った。

よく誤解されていることですが、人間は「やる気が出たから行動に移す」のではありません。「脳に酸素が届き、体の末端にまで血液が届いているとき、やる気になる」のです。

 確かに。何かのライフハックで、悲しくなったら手をお湯につけろ、というのがあって、なるほどと思った記憶がある。実際的にエクササイズをするのはもちろんの事、身体の状態から良好にしてメンタルを立て直すのは行動として正しい。素晴らしい。

 

futatsunome.com

こちらの記事では、私がこの記事の冒頭で行ったような「死にたい気持ち」の分析をしている。「死にたくなるのはなぜか。」

否定されること、人生がつまらないこと、無理をしていること、ストレスにさらされていること。一番目の記事の「死にたい」よりもう少し根源的なものを拾い上げている。実際に、脳に血が巡ってない人でも、「あ、今ダメだ、寝よう」と最適な行動が取れる人はたくさんいるわけだ。それができないのはやはり、「否定されること、人生がつまらないこと、無理をしていること、ストレスにさらされていること」によって、自己肯定感が削がれているからなのだろう。

この記事では、主に心に作用する様々な方法を紹介している。心の重荷を手放すこと、自分を責めないこと、自己否定しないこと。とはいえこういう心の持ちようは、落ち込み切っているととても難しい。そのための行動も多々あるけど、心身動かないことだって少なくない。

ならば、軽いエクササイズを試みて、体と脳に酸素を補充してから・・・というのが自分には合っているのではないかと考えた。

 

さあ、これを読んでいる将来の自分よ。
すぐにストレッチをして、50回くらいのその場足踏みをしなさいよ。そうしたら少しはいつもの自分に戻れるはずだ。あなたは今に満足していないからそうやって焦るのだ。その気持ちはあなたを前に進めてきたしこれからもきっとそうだ。